PLAY VIDEO どっと*むかし インタラクティブアート|2014 井上 侑香 多摩美術大学 作家についてのお問合せ 審査員コメント この作品は、自分の姿をレトロな「ドット絵」に変え、そのレトロさの流れで「駄菓子屋」の中に入っていく仕掛けになっている。この手のカメラやkinectなどを使った、画面の中とインタラクティブな関係を作る作品は、いわゆるメディアアートや、インタラクティブな広告の手法としてこれまでに多くの作品が作られてきた。そうした前例がある中でも、この作品の世界観は独特で、ドット絵であることや駄菓子屋の1つ1つの商品や棚が動くさまはユーモラスだし、とても魅力あふれるものになっていると思う。 谷口 暁彦 作家 割烹着を来たおばあさんのいる駄菓子屋、あるいはその思い出に対する2014年の解像度。観客が楽しんでいる映像を見ているだけで、頭の中のどこかから懐かしいゲームの電子音楽が再生される。何をもって「むかし」とするのかは、「いま」を表現するもっとも効果的な方法のひとつだと思った。 馬 定延(マ・ジョンヨン) メディアアート研究・批評 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
この作品は、自分の姿をレトロな「ドット絵」に変え、そのレトロさの流れで「駄菓子屋」の中に入っていく仕掛けになっている。この手のカメラやkinectなどを使った、画面の中とインタラクティブな関係を作る作品は、いわゆるメディアアートや、インタラクティブな広告の手法としてこれまでに多くの作品が作られてきた。そうした前例がある中でも、この作品の世界観は独特で、ドット絵であることや駄菓子屋の1つ1つの商品や棚が動くさまはユーモラスだし、とても魅力あふれるものになっていると思う。
割烹着を来たおばあさんのいる駄菓子屋、あるいはその思い出に対する2014年の解像度。観客が楽しんでいる映像を見ているだけで、頭の中のどこかから懐かしいゲームの電子音楽が再生される。何をもって「むかし」とするのかは、「いま」を表現するもっとも効果的な方法のひとつだと思った。