PLAY VIDEO 万有引力 – universal gravitation – インタラクティブアート|2014 持田 寛太 多摩美術大学 CAMPUS GENIUS SILVER 作品Webサイトhttp://www.kantamochida.info 作家についてのお問合せ 審査員コメント 応募時の映像や資料には、このインタラクティブ・インスタレーションについて十分な説明がなかった。詳細を確認するという、通常審査では必須と思われる基準を見たさないまま賞を渡す決断をしたのは、「万有引力」を相互の関係性として体験させようとする作者の壮大なビジョン、映像を介して作品のスケール感や実現されている世界に圧倒された理由による。宇宙空間の中で体験者が地球の縦横軸を回転させると、それに沿って星々が回転していくダイナミックな世界。観客たちも含め、「宇宙」の中で、そして空間の中でさまざまな関係性について思いをめぐらす場であるだろう。 四方 幸子 キュレーター 見た目のインパクトがとてもありました。非常にシンプルな構造であるが、圧倒的な光源の多さによって同時に体感できる人数が多いのも、「万有引力」色々な人や物が惹き込まれて行くというコンセプトと合致して良い効果を出していると思います。自分で体感しなくとも、誰かが体験している傍らでなかば強引に体験を共有させられる面白さは、昨今のSNSに通じる考え方があると思いました。是非会場で体感してみたいですが、なるべく広い所で体感してみたいと思わせる作品です。 小村 一生 プロデューサー/ワンオアエイト 中央に置かれた小さなタッチパッドの操作によって、正面に置かれた地球とその周囲にある宇宙を表現した空間を動かす様は壮大且つ、いつまでも見ていられる程に美しさを感じられる。シンプルな指先によるタッチパッドの操作とそれに伴って動く宇宙の星々がギャップがあって面白い。高速で動く光の粒はあたかも光に照らされた雪の様な幻想的な美しさを持っている。 谷口 充大 ディレクター/テトラ 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
応募時の映像や資料には、このインタラクティブ・インスタレーションについて十分な説明がなかった。詳細を確認するという、通常審査では必須と思われる基準を見たさないまま賞を渡す決断をしたのは、「万有引力」を相互の関係性として体験させようとする作者の壮大なビジョン、映像を介して作品のスケール感や実現されている世界に圧倒された理由による。宇宙空間の中で体験者が地球の縦横軸を回転させると、それに沿って星々が回転していくダイナミックな世界。観客たちも含め、「宇宙」の中で、そして空間の中でさまざまな関係性について思いをめぐらす場であるだろう。
見た目のインパクトがとてもありました。非常にシンプルな構造であるが、圧倒的な光源の多さによって同時に体感できる人数が多いのも、「万有引力」色々な人や物が惹き込まれて行くというコンセプトと合致して良い効果を出していると思います。自分で体感しなくとも、誰かが体験している傍らでなかば強引に体験を共有させられる面白さは、昨今のSNSに通じる考え方があると思いました。是非会場で体感してみたいですが、なるべく広い所で体感してみたいと思わせる作品です。
中央に置かれた小さなタッチパッドの操作によって、正面に置かれた地球とその周囲にある宇宙を表現した空間を動かす様は壮大且つ、いつまでも見ていられる程に美しさを感じられる。シンプルな指先によるタッチパッドの操作とそれに伴って動く宇宙の星々がギャップがあって面白い。高速で動く光の粒はあたかも光に照らされた雪の様な幻想的な美しさを持っている。