PLAY VIDEO PARADIGM SHIFT ミュージックビデオ|2015 加賀 遼也 多摩美術大学 作品Webサイトhttp://origamishitsubute.jimdo.com 今の時代の科学技術の進化は著しく、私たちが普段使っている道具も、仕組みが全く検討がつかないものがたくさんある。今後技術がさらに進んだ時に技術に置き去りにされないよう物事への理解を深める必要がある。今回はそれを『PARADIGM SHIFT』という自作の曲のMV で表現した。物事の本質を覗き込むイメージをズームに反映し、虚像による表現である映像を使うことで「現実」を浮き彫りにする事を試みた。 作家についてのお問合せ 審査員コメント 画面の作り方にセンスを感じた映像作品です。CGを使わず全てリアルな物を使って作られた作品なので、形の持つ力がより強化されて表現されていると思いました。軽快なテンポで次々と映像が切り替わる中で、各映像が単純な止め絵ではなく細かくモーションがついているため上手く緩急がつけられていると感じました。その反面、曲が少し単調な感じもしたので、曲自体にも緩急があれば、より表現のバリエーションは広げられるのではないかとも思います。 小村 一生 プロデューサー/ワンオアエイト ズームというシンプルなカメラワークの中に物体の美しさを見出し、そこに徹底する事で洗練された統一感のある作品仕上がっている。作者が選んだ各モチーフは高彩度の背景とライティングによって、よりその存在感を高め、アニメーションと共に直感的に気持ちよさと美しさを感じる事ができる。 谷口 充大 ディレクター/テトラ 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
画面の作り方にセンスを感じた映像作品です。CGを使わず全てリアルな物を使って作られた作品なので、形の持つ力がより強化されて表現されていると思いました。軽快なテンポで次々と映像が切り替わる中で、各映像が単純な止め絵ではなく細かくモーションがついているため上手く緩急がつけられていると感じました。その反面、曲が少し単調な感じもしたので、曲自体にも緩急があれば、より表現のバリエーションは広げられるのではないかとも思います。
ズームというシンプルなカメラワークの中に物体の美しさを見出し、そこに徹底する事で洗練された統一感のある作品仕上がっている。作者が選んだ各モチーフは高彩度の背景とライティングによって、よりその存在感を高め、アニメーションと共に直感的に気持ちよさと美しさを感じる事ができる。