岩出 宏生
西尾 奎祐, 服部 孝裕, 星野 紘輝, 長瀬 雅伸, 伊藤 もみじ, 松岡 縁樹, 内田 琢馬, 峯村美奈子
HAL名古屋
今回のゲーム制作において、シンプルなゲームルールや操作方法で、プレイヤーにどれだけ楽しんでもらえるかという点に注力して、さまざまな工夫を凝らしました。まず、ゲームの見た目についてです。このゲームは敵を倒すことが目的となっています。しかし、暴力的になりすぎないよう、全体的にポップな演出を心掛けました。敵や主人公の見た目、敵を倒した時のエフェクトの出し方がメカメカしいのはその為です。また、プレイしている現状況がきちんと把握できるよう、UIの見せ方や音の出し方に拘りました。そして、プレイ以外でも楽しんでもらえるよう、オープニングやクリア画面でキャラクターをきちんと動かすことで、世界観を見せつつ、プレイの気分を高めてもらうことに努めました。
他のゲーム作品と違い、ゲームコントローラを使って操作する作品のため、操作は少し難しい。けれどゲームをやり慣れている現代人であれば、一度操作を覚えればあとは熱中してしまう面白さがあった。一定の単純操作ではクリアできないのもおもしろく、頭を使う必要があるので焦らされるし、またやりたくなる。そういったゲームにハマる心理をうまくついてくるクオリティの高い作品。ただビジュアル面は良いとはいえず、非常にもったいない。