喜多 隼人
吉武 ニキータ, 関口 俊太, 村田 研人, 川口 源, 大城 圭, 塚田 健斗, 島谷 匠, 田中 瑛理, 阪詰 美咲, 雨宮 舟生, 中岡 俊輔, 根本 陸男, 平野 考太郎
HAL東京
この作品の制作意図は、「挑む」ことの大切さを、伝えることです。 チェスにおいて、ポーンは数が多く、駒としては軽く見えがちです。しかし、チェスについて少し調べると、むしろポーンこそがチェスの勝敗を決める、重要な要素だということがわかってきます。しかし、当の「ポーン」は、そのことを自覚しているでしょうか。 そこから始まった空想が、この作品の核になりました。自分は弱く、何もできないと思い込んでいたポーンが、自分を信じて行動し、チェスのルールすら越え、「チェスと将棋が野球をする」ことで、新たな可能性を紡ぎ出しました。 私たちは、時々、挑むことを恐れてしまいます。自分を信じることができなくなり、新しいものを始めることに躊躇してしまう。そんなとき、この作品を見て、世界を変えるかもしれない「小さな一歩」を踏み出すきっかけになれば…という思いを込めて、この作品を作りました。
モデリング、アニメーション、エフェクト、コンポジット等、
どれをとっても、応募された作品の中で高い技術力を感じた。
カメラワークやアニメーションで詰められるところはあったが、
この尺をこのクオリティで作り切れているので、今後がとても楽しみです。