PLAY VIDEO Type Space: Draw インタラクションデザイン|2017 計良 風太 慶應義塾大学 作品Webサイトhttp://futakera.org/ タイピングという行為による文章は残るが、その行為自体は残らない。本作は、消えゆく行為を可視化するために、キーボード上のキーの位置、画面上の文字の位置、キーを打つタイミングをもとに、引力と摩擦のアルゴリズムを用いて3次元空間上にタイピングの軌跡を表わした。描かれた線からは、まるで毛筆書きのような勢いが感じられる。 作家についてのお問合せ 審査員コメント タイプする文字と時間を使うことでこういった表現が出来るのか、と目新しさを感じました。無機質なフォントが説明通りデジタルながらもアナログな毛筆の跡のように感じられ、取り組みとして非常に面白さを感じています。自分でタイピングしたものがどのように表現されるのか、試してみたいと感じる作品です。 井口 晃慶 クリエイティブ部 グループマネージャー/KLab キーボードの痕跡を独自の表現で可視化した作品である。作者はその表現において、押す・離すというデジタルなキータッチ操作から、アナログ的なキーの流れを作りだす。システムは、文書への文字入力という平面的操作から、3次元空間上にキーをプロットする。画面右下の実際の操作のプレビューがその対比を際立たせている。このプレビューにより、本作は出力のみの一方向の可視化で終わらず、元の状態と可視化を行き来するインタラクションが生まれている。 藤木 淳 アーティスト・表現研究 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
タイプする文字と時間を使うことでこういった表現が出来るのか、と目新しさを感じました。無機質なフォントが説明通りデジタルながらもアナログな毛筆の跡のように感じられ、取り組みとして非常に面白さを感じています。自分でタイピングしたものがどのように表現されるのか、試してみたいと感じる作品です。
キーボードの痕跡を独自の表現で可視化した作品である。作者はその表現において、押す・離すというデジタルなキータッチ操作から、アナログ的なキーの流れを作りだす。システムは、文書への文字入力という平面的操作から、3次元空間上にキーをプロットする。画面右下の実際の操作のプレビューがその対比を際立たせている。このプレビューにより、本作は出力のみの一方向の可視化で終わらず、元の状態と可視化を行き来するインタラクションが生まれている。