すみっこのこ
アニメーション|2017
浅野 陽子
東京藝術大学大学院

ENTERTAINMENT DIVISION PLATINUM
寂しさを抱える子供を励ますために制作しました。たとえ今は集団に馴染めていなくても、ちょっとしたきっかけで、友達が出来るかもしれない、何処かにきっと居場所はあるということを伝えたいです。
アニメーション|2017
浅野 陽子
東京藝術大学大学院
ENTERTAINMENT DIVISION PLATINUM
様々な映像表現に、引き込まれる話の展開。適切な尺でよくまとまっており、オチでニヤリとさせてくれる とても面白い作品でした。とにかくオモシロイです!誰かに見せたい!と思わせてくれました。
リズム感が良く、集中の必要なく観ることができ、照明やレイアウトも良いので安心して楽しめる。このあたりはエンターテイメントとして大事な部分であり、それが最も満たされていた作品でした。 主人公がカットごとでカメラ目線になって語りかける展開や、モチーフを入れ替えるカットの繋がりの上手さなど、演出面がとても素晴らしいです。 エンドロールのレイアウトに至るまで、何もかもがプロ水準でした。
学校が嫌いな主人公の女の子。セリフや仕草がとても可愛らしい。学校を滅亡させるといって広げるイメージはユーモアあふれ、童心の豊さを感じさせる。 また、ラストに向けた主人公の感情の機微を巧みな構成で演出が素晴らしい。セリフや動作、音楽と細かなアニメーションの積み重ねが作品を豊かにしている。 子供に見てもらいたい作品。
学校になじめない少女が「学校滅亡計画」と題し、空想の中で学校をめちゃくちゃな方法で破壊していく。アイデアとユーモアと緊張感に満ちた見事なパペットアニメーション。演出力の高さに脱帽した。一点、タイトルを「すみっこのこ」ではなく「学校滅亡計画」にした方が良かったのではないかと感じた。