アンクレットと蒼い海 アニメーション|2018 ひまら屋 山口 真依, 柳田 亮輔, 平井 あかね 多摩美術大学 ENTERTAINMENT DIVISION BRONZE 南の島で暮らす女の子はある日、大切なアンクレット(足飾り)を海に落としてしまいます。それを拾ってくれたのは、海から現れた不思議な少年でした。大海原の厳しくも美しい姿と、そこで生まれた小さな友情を女の子のアンクレットを通して描く、懐かしくて暖かい物語です。 作家についてのお問合せ 審査員コメント 冒頭数カットで引き込まれる、魅力あるアニメーション作品。 鉛筆で制作されたということで、線の強弱やかすれ具合を生かした表現が作品の雰囲気に上手くマッチしていると感じた。 アニメーションや背景の一つ一つが丁寧に描かれているのは言うまでもないが、色彩設計も素晴らしく、セルと背景の馴染みがとても自然で、引き込まれる大きな要素になっている。 クライマックスである、大波に襲われる少女をクジラが救うシーンの荒れた海の表現も、迫力のある作画で素晴らしい。 作品作りに多くの挑戦や工夫を感じ、一部CGを使用して作画ガイド用のアニメーションを作成したというシーンは、奥行きのある破綻のない絵になっている。 今後も魅力的な作品を作り続けて欲しい。 須貝 真也 CGIディレクター/サブリメイション 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
冒頭数カットで引き込まれる、魅力あるアニメーション作品。
鉛筆で制作されたということで、線の強弱やかすれ具合を生かした表現が作品の雰囲気に上手くマッチしていると感じた。
アニメーションや背景の一つ一つが丁寧に描かれているのは言うまでもないが、色彩設計も素晴らしく、セルと背景の馴染みがとても自然で、引き込まれる大きな要素になっている。
クライマックスである、大波に襲われる少女をクジラが救うシーンの荒れた海の表現も、迫力のある作画で素晴らしい。
作品作りに多くの挑戦や工夫を感じ、一部CGを使用して作画ガイド用のアニメーションを作成したというシーンは、奥行きのある破綻のない絵になっている。
今後も魅力的な作品を作り続けて欲しい。