有馬 俊
高崎真希, 伏見はるな
慶應義塾大学大学院
-年の終わりに、誰も見ていない世界の端で-
2017年12月29日、行くあてのない3人の学生は、それぞれの年越しを迎えようとしていた。 年末の焦燥に駆られ、不安を抱える若者たちが微かな勇気を取り戻す3日間の記録。
作品のメッセージとしても込めた持続可能な映画制作を目指して、限られた資金や機材、人材であっても誰もが採用可能な制作手法による新たな映画制作の形を試みた作品です。
現場での撮影技術の限界、役者の演技力の限界を補うために、本編で採用した非常に短いカットの積み重ねを行いました。
短いカットの積み重ねにより、セリフはすべてアフレコで行い現場での録音を省略でき、役者の間をすべてポスプロでコントロールできるため、演技の技量不足を補うことができます。また、YouTube時代の動画文化に応じたテンポ感の良い短編動画に収め、従来の映画の文脈から解放された新時代の映画の形を示しました。
綺麗に撮れてるし作れてるとおもいます!性格や立ち位置等人物設定も流れの中で自然に分かる様に出来ていました。
見ていく内に徐々に徐々にと魅入られてしまいました。カメラワーク、構図、カットワークどれも上手いし考えて作ってあります!!
何よりテンポが工夫されていて尺以上に見応えが有りました。
ちょっと後ろ向き?な空気感から前向きな雰囲気に至る一連の流れでメッセージ性も十分に感じましたし…素晴らしいです!!!