”白いジョウロさん”が憧れだった街へ引っ越す日のこと、その友達の”黒いジョウロさん”は「少し寂しいだけ」でした。それは、白いジョウロさんが、本当は自分の引っ越しを寂しがっている黒いジョウロさんの気持ちを分かって、遠くからでもお話ができる「花の糸電話」を提案してくれたからでした。この「花の糸電話」があれば、例えお互いが離れた場所に暮らしていても、いつでもお話ができて、ずっと友達でいられると、二人は思いました。
原っぱと街、そして二人を繋ぐ「花の糸電話」。しかし、連絡を心待ちにしている間に時間は経過して…
「友との疎遠」や「連絡を取り合おうとする気持ちの大切さ」をテーマに制作しました。
何より凄く綺麗です!!見せ方や色の取り扱い方が上手いです!時間経過の表現もルック、展開共々とても丁寧に作られていると感じました。また、一つ一つの「モノ」の作りや、曲も彩りを添え秀逸な作品になってます!キャラの気持ちも凄く伝わって来ました。
また昨今、現代社会が抱えてしまっているテーマが綺麗にストーリーに落とし込まれているのではないでしょうか。
多分大人が見ても子供が見てもそれぞれの視点で伝わる物が有ると思います。
素敵!!!