徳永 森音
桝屋大河, 園生悠太, 益子美由希, 德永幸彦
栄光学園高等学校
東日本大震災から8年が経ち、自分も周りの人も少しずつ震災に対する関心が薄れてきていると感じる。メディアも復興ばかりを強調し、深く省みる機会も少ない。昨年、帰宅困難地域から解除された福島県浪江町・飯舘村での研修に参加し、その悲惨さを目の当たりにした。震災から多くの歳月が経っても人は全く帰ってきておらず、窓が完全に奥まで突き抜けて見える校舎や津波で流され家の土台だけとなった土地がそのまま残っていることにただただショックを受けた。だからこそ、今自分自身の手で、得意としている映像制作でできる限り多くの人にこの現状を伝えなければと思い立った。また、昨年の研修で被災した方から聞いた話に「辛くても希望を持っている」という話を聞き、それをストーリーの中に込めた。言いようのない悲しみや不安がありながら、故郷を愛し、本気で立ち直ろうとしている人たちにもっと周りの人々が気づき、寄り添ってほしいという一心でこの作品を作った。
高校生なのにすごい!。ちゃんと出来てると思います。
一つの作品に仕上げ切った行動力が、とにかく「えらい!」と評価したいです。
※ただ、CG-ARTSよりも他のコンペティション(ぴあフィルムフェスティバルとか、)の方が、 正しく評価してくれるとは思います!。