PLAY VIDEO 共鳴-groove- インスタレーション|2019 岡野 紗咲 武蔵野美術大学 作品Webサイトhttps://okanosaemi.cargo.site/ 作者Webサイト https://okanosaemi.cargo.site/ 海岸で横になっていると、強弱をつけて迫ってくる波と海風に吹かれる防風林の音に身体が落ちていき、一つの”何か”に成る感覚に陥ります。体の感覚が地に根を張り広がっていく。それがまた心地よく、じっとその場にいてしまうのです。この時の感覚を一言で表すならば「高揚感」。 この感覚が有る現象をカメラで捉えて再構築し、その根源を導きます。 作家についてのお問合せ 審査員コメント インスタレーションの完成度、映像表現のセンスが光る作品。映像のシーケンスが心地よく、恍惚感も漂わせる空間性を持っている。一方で、誰しも心地よさを感じる映像は言い換えれば既視感が強く、さらにはタイトルの「共鳴」とは何を指すのか、もっと強いコンセプトが必要だとも感じた。作者の肌感覚、音やテクスチャへの感性をもっと活かし、映像の質感に対するリサーチをもっと進めてほしい。 塚田 有那 編集者/キュレーター 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
インスタレーションの完成度、映像表現のセンスが光る作品。映像のシーケンスが心地よく、恍惚感も漂わせる空間性を持っている。一方で、誰しも心地よさを感じる映像は言い換えれば既視感が強く、さらにはタイトルの「共鳴」とは何を指すのか、もっと強いコンセプトが必要だとも感じた。作者の肌感覚、音やテクスチャへの感性をもっと活かし、映像の質感に対するリサーチをもっと進めてほしい。