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映像作品|2020

竹田 太郎 竹内友博

大阪芸術大学

エンターテインメント部門 BRONZE

ENTERTAINMENT DIVISION BRONZE

この作品のコンセプトは「自分の思う通りに世界中の物をエディットしたい」である。その考えからこの作品のアイデアが浮かびました。僕達は、映像を作ることや編集するのが好きで「いっそこの世界を編集画面にできたらいいなぁ」とひそかに考えていた。電柱を見るたびに「もう少しY軸で回転できたら…」や「この遊具コピぺできたら…」など様々なアイデアが浮ぶ事が少なくない。そこから作品に落とし込むためにCGを試行錯誤したが、失敗の連続だった。自分の想いを馳せたアイデアが現実で実現するには数年後、数十年後になるとはいえ、実際に完成映像で見たときには感動した。この作品を通して、近未来に抱くロマンや、未来がどうなるかをワクワクしながら思索するきっかけにしていって欲しいなと思う。

審査員コメント

  • ハイ、面白い。学生作品ならではの、勢いと楽しさに溢れています。
    無邪気なARアイデア、シンプルでテンポ良い展開、そして最もセンスの問われる「笑いの“間”」の絶妙なうまさ。確かな技術に裏打ちされながらも、全体的に一切「かしこぶってない」ところが清々しくて最高です。オチもコレしかないと思いました。

    特別に加点評価したい要素として、主演の彼を挙げておきたいです。こんなに制作意図を理解し、マッチした役者って、なかなか出会えないものです。もし彼以外だったら、同様なネタでもこの味は出なかったのではないでしょうか。それくらい、重要なファクターだったと受け止めています。 これからもぜひ、彼を大切にして、友情を育んだつきあいを続けてくださいませ。いや、まぁどっちでも良いですけど。

    真壁 成尚 ディレクター/WOW株式会社