PLAY VIDEO 最終舟 ミュージックビデオ|2021 熊谷 芙美子 sea-no 京都精華大学 PARTNER AWARD 作品Webサイトhttps://fumiko-kumagai.tumblr.com 作者Webサイト https://fumiko-kumagai.tumblr.com 楽曲「最終舟」のミュージックビデオです。 過労死した主人公が過去を振り返り、自分を追い詰めていた「我慢」に気付く物語です。 走馬灯のように記憶を遡る中、まだ幼い自分と向き合い「泣いてもいいよ」と伝えます。 死後の世界に飲み込まれた時、未練を実感した主人公の切ない願いをCGアニメーションで表現しました。 作家についてのお問合せ 審査員コメント 今現在を生きる若い作家だからこそ、描く資格のある心象風景、世界観ですね。自己のネガティブな内面やストレスに正面から向かい合った結果、出来上がった真摯な作品だと思いました。それは作家として正しい葛藤、正しい資質です。その道のりは苦しく困難かもしれませんが、この作者なら、さらなる高みにたどり着けると感じました。この作者は、繊細でありつつ、強い。次なる作品を期待しています! ※作劇の演出的には、まだまだ未熟でもったいない部分も。奥行き移動になるシーンはそこそこ見せ場なので、そこに至る演出に工夫が必要だったかも。冒頭の三途の川の船?の場面は、あと何回かインサートで登場しても良かったのでは。(作者のコンセプトを読むまで、あらためて「主人公が死んでた」ことに気づけませんでした。まぁたぶん、あえて気づけなくても良いのかもしれませんが、一つの解釈へわかりやすく誘導するために、もっと思わせぶりに匂わせても良かったかな?と。そういうあざとい演出を避けたいキモチも理解できる、ウン。まぁそういう折り合いも、数を経験してくうちに掴めてくるとは思います。) 真壁 成尚 ディレクター/WOW株式会社 2023 アート&ニューメディア部門 映像&アニメーション部門 ゲーム&インタラクション部門 パートナー賞 2022 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2021 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ表彰 2020 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2019 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2018 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2017 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2016 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2015 アート部門 エンターテインメント部門 パートナー賞・ナレッジ賞 2014 受賞作品
今現在を生きる若い作家だからこそ、描く資格のある心象風景、世界観ですね。自己のネガティブな内面やストレスに正面から向かい合った結果、出来上がった真摯な作品だと思いました。それは作家として正しい葛藤、正しい資質です。その道のりは苦しく困難かもしれませんが、この作者なら、さらなる高みにたどり着けると感じました。この作者は、繊細でありつつ、強い。次なる作品を期待しています!
※作劇の演出的には、まだまだ未熟でもったいない部分も。奥行き移動になるシーンはそこそこ見せ場なので、そこに至る演出に工夫が必要だったかも。冒頭の三途の川の船?の場面は、あと何回かインサートで登場しても良かったのでは。(作者のコンセプトを読むまで、あらためて「主人公が死んでた」ことに気づけませんでした。まぁたぶん、あえて気づけなくても良いのかもしれませんが、一つの解釈へわかりやすく誘導するために、もっと思わせぶりに匂わせても良かったかな?と。そういうあざとい演出を避けたいキモチも理解できる、ウン。まぁそういう折り合いも、数を経験してくうちに掴めてくるとは思います。)