あにまるなんばーず(代表:山本 拓樹)
和田 一真, 相川 晴彦, 髙井 陸志, 村上 晴哉
日本工学院専門学校
本作は、□と△の二つの図形をモチーフにした「プログラマブルなかっこよさ」にこだわって制作したパズルアクションゲームである。
ブルームやグリッチといったポストエフェクト、操作キャラクター切り替え時のパーティクルや背景の演出など、一つ一つのリアクションに力を込め、それらが互いに映えるようにサイバー感のある世界観に仕上げた。
レベルデザインにも気を遣っており、チュートリアルなしにこのゲームのパズルの解き味を存分に味わえるようにした。
また、操作精度が求められるアクション要素をできる限り排除してパズルの解き味に集中させるために、ジャンプの挙動を時間をかけてチューニングした。
この作品に、“パズルジャンルとしてのMO型ゲーム”の未来をみました。二つの違った個性の2つのキャラクターを駆使して、ゴールをめざす。時に瞬時にキャラクターを切り替えてエリアを攻略したり、いくつか攻略の方法があったり、とても頭を使うゲーム性がハマる感じが出ていてGOODでした。しかし冒頭に記載した通り、このゲームの良さはマルチプレイにありそうだなと思っています。2人で協力して進めるモード、2on2でVSモード、全世界でのタイムアタック、ステージクリエイトモードなどが展開できるとパズルを通した新しいマルチプレイゲームが生まれるんじゃないかなと感じています。次の作品も期待させてください!