VIDEO & ANIMATION DIVISION GRAND PRIZE
なんでも一人で抱え込んでしまう女学生。悩みを抱えたまま一人部屋で踠いている。
行くところまで行ってしまった彼女に必要だったのは数回、鳴り響くベルの音だった。
テーマを決めるきっかけは鬱が原因で親しい友人が自殺をしてしまったこと。
異変に気付いていながらなぜ彼女に声をかけられなかったのだろうという自責の念がこの作品を制作するに至った。
もしあの時ドアをノックしていたら、声をかけていたのなら何か変わっていたのだろうか。
彼女に「明日」があってほしかった。