motion sign Ⅱ

motion sign Ⅱ

インタラクティブアート|2024

北本 楓斗

九州産業大学大学院

作品Webサイトhttps://youtu.be/3JVAvnAM9gg

制作意図 言語はコミュニケーションの基本的な手段であり、音声や文字を用いた伝達が主流である。しかし、展示や手話、モールス信号などの代替言語が発展してきた。これらの言語は特定の用途に応じて発展してきましたが、一般的には十分に理解されず、使用機会も限られている。存在していながらもあまり利用されていない言語があるのなら、全く新しい言語を想像することも可能ではないかと考えた。 コンセプト 手の動作によるハンドトラッキング体験、音の印象を映像化した視覚体験、音声による聴覚体験の要素を組み合わせた、新たな代替言語の可能性を試みたインタラクティブアートである。最初は思うように操作ができず戸惑いますが、鑑賞を進める中で次第に言葉に変換できるようになる。これはまさに、新しい言語に出会った時に感じる体験と重なるだろう。

審査員コメント

  • 手の動きや形のルールで「文字」を作り、それで「言葉」を作り、そこから最終的に「コミュニケーション」を促す作品。単純な機能としては、これをマスターすれば「会話」ができるというものだが、本作品はそれだけに留まらない可能性を感じる。まず、手の動きによって表示されるグラフィックがおもしろい。うまくいったときにどんな面白いグラフィックが表示されるのか?という期待感が練り込まれている。また、作品自体が新しい試みなので、文字を表示させるには「練習」が必要であることも楽しい。自分の思い通りの文字が表示されると「やった!」という感情が生まれ、また、その先には面白いグラフィックが表示される。この2つの面白さと次の段階の「コミュニケーション」があいまった時、さらに面白い作品として評価されるだろう。

    古堅 真彦 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授