サバ人間
短編アニメーション|2024
上川 林太郎
神戸芸術工科大学
作品Webサイトhttps://cgarts1992.sharepoint.com/:f:/s/all/Esdv5MveJnRLlzDull8avoUBl4XwZtGDVz3eMP8aVsJs_A?e=WdkuQM
サバは、金魚や鯛などのように何かを象徴する様な特別な生き物ではありません。
ただ食卓に並べられ、食べられて終わりの生涯ですが、おいしいのでみんなから愛されています。
サバ人間もしかり、何ら特別な力を持った人間ではありませんが、取り返しのつかない過去を悔いたり、秘密を共有する相手がいたりします。
謎のリアル感とライブ感が独特の作品。テーマはアンダーグラウンドであるが、街の喧騒、台詞の生っぽさなど狙っている個性的演出が良い。CGは肘関節のウェイトなど詰め切れていない部分とライティングや背景のリアルさが対照的で面白く、もちろん主役のサバ頭はその最たるものだ。シナリオやレイアウトが妙に実写映画のそれで、非常に個性的なハードボイルドで切ない作品である。続編があれば観てみたい。