HIFU Embossment
研究開発プロジェクト|2024
HIFU Embossment 制作チーム 筒井 彩華, 村上 貴人, 小嶋 凌勢, 田中 賢吾
筑波大学

GAME & INTERACTION DIVISION EXCELLENCE AWARD
エンボス加工は材料表面に模様を浮き上がらせる加工技術であり、デザインをリッチにしたり、触覚的情報伝達などの目的で広く活用されている。従来のエンボス加工は、金型を使用し熱と圧力を加えて材料にエンボス加工を施すため大量生産に適しているが、金型の作成は高額であるためデザインのカスタマイゼーションや変更の柔軟性が低いという課題がある。また、材料に圧力を加えるため、加工できる材料の厚さに制限がある。そこで私たちは超音波を用いた新たなエンボス加工技術の提案を行う。超音波を使用することで、金型を作成する必要がなく、非接触に様々な厚さの材料にエンボス加工を施すことができる。また誰でも簡単に操作できるUIの開発により、専門知識なしでユニバーサルデザインの実現が可能になる。型が不要なため環境負荷を低減し、オンデマンド生産を実現でき、視覚障害者向け情報提供など幅広い応用が期待できる。
HIFUといえば、美容系での利用が最初にイメージされて、なぜNYAAに?と思って作品をみました。こんな使い方があるんだ!目からうろこでした。
エンボス加工の有用性・可能性とエンボス加工の問題点、この解決にHIFUを利用する!とても素晴らしい着眼点と発想だなと思い高く評価しました。
現時点で、HIFUを使ってエンボス加工のデザイン性を高めたり、自由度を高めることはそれほど容易なことではないと思うし、コストもそれなりにかかるとは思います。それでも、これからいろいろなモノやコトに利用されていく先駆けとなりうる作品で、可能性を感じました。