COLORS
ゲーム|2025
横山 立門
東京造形大学
この作品は、色をモチーフにした2Dパズルアクションゲームである。
美術を学ぶ中で、経験や知識の有無によって美術は難しいと感じる心理的なハードルに差が生まれることを実感した。
そこで、その距離を少しでも縮め、プレイヤーに「美術への興味」を芽生えさせることを目的として制作した。
本作では、色の基本要素である「混色」をパズルの仕組みと融合し、試行錯誤を繰り返す過程で色の変化を観察しながら理解できるよう設計している。
年齢や性別を問わず、誰もが楽しみながら色に親しみを覚え、美術への入り口となる体験を目指す。
美術が苦手・嫌いな人も、知らずのうちにその理論を、ゲームの中から楽しく学ぶことができる作品。色を混ぜるという行為をゲームのコアなシステムとして落とし込み、シンプルなパズルゲームに昇華。プレイヤーは何も意識せずとも、知らず知らずに混色のメカニズムを学ぶことができる。ゲームの設計としては、色の混色というアイデアに頼りすぎず、パズルゲームとしてトライしたくなる難易度の工夫、何よりグラフィックデザインもシンプルで可愛さのあるトーンで統一されて、完成度も高かった。スピードを意識させるタイムアタックや、加法混色や、乗算などの色の調合を足していくことで、さらに豊かなゲーム性を生むんではないかと思っています。